導入前の課題

土木工事においては、工期中で最もコストパフォーマンスの良い施工計画を事前に立てることが求められます。そのためには、どの位置の土を、どの建機で、どの順番で工事するかといった膨大な条件の組合せを考慮する必要があり、人手によるマニュアル作業的な立案はもちろん、一般的によく用いられる数理最適化手法をもってもコスト最適な計画を立案するには限界がありました。

開発内容

そこでLaboro.AIでは、工期や地形（工事前地形・工事後地形）、使用可能な建機種、台数など工事に関わる諸々の条件をインプットに、各種の制約条件の中で最適な計画を自動的に立案するための強化学習ベースのカスタムAIを開発・提供しました。

導入後の成果

このカスタムAIにより、立案作業の自動化による業務効率化はもちろん、それまでのマニュアル作業や数理最適化手法では変動要素が大きすぎて見つけることが困難だったコスト最適な計画の立案が可能となりました。