Laboro

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インタビュー

現役のLaboro.AI社員が、気になる質問にお答えします。

ソリューションデザイナ

ソリューションデザイナ

白鳥 樹

TATSUKI SHIRATORI

学生時代について教えてください。

高校卒業後、アメリカの大学に進学したいという思いがあり、カリフォルニア州のコミュニティカレッジを経て、UCLAに編入しました。当初は、GoogleやFacebookなどのテックジャイアンツに憧れがあり、プログラミングの勉強のためにコンピューターサイエンスを学んでいましたが、次第に数学を使ってわからない事をわかるようにするという統計学の魅力に気づき、UCLAでは統計学を専攻しました。

さらに、在学中、マッキンゼーでインターンをする中で、統計学を活用しながらも、実際のデータを使って示唆を出しながら、新たな産業構造を見る事ができるという点で、コンサルタントを志すようになりました。

これまでのキャリアと、
Laboro.AIを選んだ理由を教えてください。

卒業後は、コンサルティングの道を選びたいと思い、グローバルのリスクコンサルティングファームの日本オフィスに就職しました。机上の空論では無く、クライアントのデータを自分の手で分析し提案したいという思いから、企業規模が大きすぎず、裁量が与えられる会社を選びました。大手IT事業会社の社内にある複数データを横断的に分析する、データドリブンのリスクマネジメント のプロジェクトに参画したときのことが強く印象に残っています。リアルなビジネス現場のデータは演習で使うような綺麗な人工的なデータではなく、適切なデータクレンジングを実施した上で、さらにドメイン知識を持ってデータを見なければ、価値のある示唆には繋がらない事を身をもって経験しました。

生のデータを自分で見て、加工し、示唆をわかりやすく可視化して顧客へ伝える事で、顧客に感謝される点がとても楽しくやりがいがありました。ただ、新規事業のプロジェクトなどを担当する中で、実行する際の「HOW」の部分に踏み込まず方針を提案するだけでは、クライアントの事業を推進しきれないという点でもどかしさがあり、「HOW」の部分にまで踏み込んで伴走できる会社に転職する事を決意しました。データを活用しながら、示唆出しと提案に留まらずに本質的な価値創造ができる領域としてAIに着目して、転職活動をしました。

Laboro.AIを選んだのは、「ビジネスとテクノロジーをつなぐ」というコンセプトが、自分の思考の方向性とマッチしており、面談を通じて一緒に働きたいと思えた事が決め手でした。また、画像・自然言語などの特定の技術領域に偏っていない点や、ソリューションデザイナとして提案からデリバリーの所までプロジェクト全体でリードできる点が魅力でした。

印象に残っているプロジェクトはありますか。

小売店向けのカメラソリューション開発プロジェクトが最も印象に残っています。単に技術的な精度向上を追い求めるのではなく、エンドユーザーへの提供価値を向上するために何をすべきかという仮説を立てながら、改善・検証を繰り返しました。徹底的に顧客の立場で「この取り組みにどういう意味や価値があるのか?」「顧客の立場で真にやるべき事は何か?」を自問自答しながら、顧客と一緒に本気で伴走していく必要があり、とても大変ではありましたが、単純なPoCではできない学びがたくさんありました。

Laboro.AIに転職をお考えの方にメッセージをお願いします。

Laboro.AIのソリューションデザイナという職種は、現場を見据えながらクライアントと一緒になって考えることを重視しているため、お客様と一体感を持ってプロジェクトを進められる事が特徴的だと思います。Laboro.AIの目指す姿やカルチャーをよく知った上で、その方向に共感頂ける方に参画いただいて、一緒にクライアントのビジネスの変革を進められたらとても嬉しいです。