Laboro

メンバー
インタビュー

現役のLaboro.AI社員が、気になる質問にお答えします。

ソリューションデザイナ

シニアソリューションデザイナ

中野 達之

TATSUSHI NAKANO

前職では何をしていましたか?

Laboro.AIで4社目になりますが、これまで一貫してデータを扱う仕事に携わってきました。

最初のキャリアは、国内最大規模のヘッジファンドともいわれる農林中央金庫でのリスク計測でした。市場リスク(投資資産の価格変動)や信用リスク(融資資産の貸し倒れ)を定量化し、資本配賦やリスク管理に活用するもので、マクロ経済指標や発行体・融資先の個社ごとの指標などのデータを統計的に扱ってきました。

次のキャリアはITコンサルタントで、アクセンチュア(株)で大手証券グループ向けにグループ共通のリスク関連データ管理システムを開発したり、KPMGコンサルティング(株)で大手銀行グループ向けにリスク/ガバナンス領域のAIを開発したりと、ベンダー側としてデータを扱うシステムやAIを開発してきました。

Laboro.AIを選んだ理由を教えてください。

前職までは、金融業界という狭い世界ではありますが、データ分析やAI開発の経験を積むことができ、とてもよい経験になりました。一方、必ずしもAI専門の組織ではなく、営業部隊と開発現場が分断されている体制に限界を感じることも多くありました。

転職活動では、「クライアント様のために真に役立つAIを開発したい」という想いから、技術力の高いオーダーメイド型のAI専業ベンダーであり、開発・営業を兼務する体制をとっていたLaboro.AIを選びました。他の多くのAIベンダーでは、業界軸などで明確に分業化されていることがほとんどでしたが、当時のLaboro.AIは、まだソリューションデザイナが4人しかいない小規模であり、各ソリューションデザイナの担当領域が広い点も魅力に感じました。

入社してから感じたことはありますか。

転職理由の中心であった「クライアント様のために真に役立つAIを開発したい」という想いが満たされ、充実した日々を送っています。

ソリューションデザイナは、日々AI開発の現場に立ち、AI技術とビジネス導入について広く深い知見を培っています。そんなソリューションデザイナが営業先であるクライアント様のAIプロジェクトを企画段階から支援することで、価値あるAIを実現できる可能性が高まります。これは決して売り文句というわけではなく、私自身が胸を張って言えることだと感じています。

入社後に驚いたのは、ソリューションデザイナが担うべき役割の広さです。AI開発については、前職でソリューションデザイナに近い仕事をしていたため、大きなギャップを感じることはありませんでしたが、営業から提案、契約締結、プロジェクト終了時の納品、請求など、AI開発プロジェクトに関わるあらゆる仕事(そのすべてが未経験)に必死で取り組まなければなりませんでした。

最初は「ここまで何でもやるのか」と面食らったのも事実ですが、いま振り返るとベンチャー企業に早期参画した醍醐味だったと感じます。オーダーメイド型AIベンダーの業務全体を俯瞰できるようになりました。

Laboro.AIで働く魅力はなんでしょうか。

「クライアント様のために真に役立つAIを開発したい」という想いが満たされる場所です。同じ想いを持っている方には、心からお勧めできます。

一方、クライアント様の役に立つためには、幅広いAI技術と業界知識を深く理解しなければなりません。終わりのない勉強の日々を楽しめるような、知的好奇心が強い方にはぴったりの仕事です。

将来の夢や目標を教えてください。またLaboro.AIに転職をお考えの方にメッセージをお願いします。

私は北海道大学農学部の出身で、実は本来のバックグラウンドは農業です。巡り合わせでデータを扱う仕事を続けてきましたが、いつかはこの経験を活かして日本と世界の農林水産業の役に立ちたいと考えています。

Laboro.AIのミッションの一つ「すべての産業の新たな姿をつくる」、もう少し卑近な言葉にすれば「クライアント様のために真に役立つAIを開発する」に共感いただける方、是非一緒に働きましょう! ご応募をお待ちしています!