Laboro

メンバー
インタビュー

現役のLaboro.AI社員が、気になる質問にお答えします。

ソリューションデザイナ

プリンシパルソリューションデザイナ

小橋 淳一

JUNICHI KOBASHI

前職では何をしていましたか?

これまで多数な業務経験を積んできていまして、IT・コンサルティングファーム・2社の新規事業立ち上げ(国内大手企業と新興企業)に携わってきました。

具体的には、日本総研(株)でシステム開発・ITコンサルを10年以上、A.T.カーニーで戦略コンサルを7年、その後、沖電気工業(株)にてビジネス開発担当部長として AI/IoTを活用した新規事業企画、M&A・アライアンス探索・交渉、顧客開拓に従事しました。また、ソフトバンクロボティクス(株)で新規事業の担当部長として企画を推進し、その流れでロボット物流事業の会社を新設して企画管理部門を担当、サービスのローンチまで漕ぎ着けました。

Laboro.AIを選んだ理由を教えてください。

転職活動では、これまで培ってきたIT・コンサル・事業開発の経験をフルに活かせ、さらにAIという汎用性が高く強力な武器を身につけられることから、AI業界をターゲットにして活動していました。また、事業会社2社での事業開発経験を経て「自社事業の立ち上げ・変革」はどうしても時間がかかること、関われる数やバリエーションに限りがあること、ピュアに技術や顧客のことを考えるだけでなく、調整業務の割合が大きくならざるを得ないことを痛感していました。そのため、残りのキャリア期間からの逆算も踏まえて、クライアント企業の事業をプロフェッショナルな立場で支援できるLaboro.AIを選びました。

それらに加えて、私自身の過去の経験から、成熟した大きな組織よりも、成長途中のベンチャー組織で動く方が性に合っていたというのもあります。また、それ以外にもLaboro.AIはベンチャーにも関わらず経営リスクがとても低いビジネスを運営していることや、給与も大手のコンサルファーム並の水準という面も正直大きかったです。そのおかげで家族の説得は苦労せずに済みました(笑)

入社してから感じたことはありますか。

まずは、予想していた以上にAIが「美味しい」スキルだったという点ですね。コンサルタントの立場でも外部からクライアント企業を支援することはできますが、製品開発や新規事業などの根幹事業に企画発生時から関われるケースは多くありませんし、関わり方もどうしても第三者的にならざるを得ません。一方、Laboro.AIのソリューションデザイナという立場では、「AI」という専門性を持って企画・開発に携わることから「主体者」として関われることになります。それでいてAIは、InputとOutputの表現形態を変えれば、中はかなりの部分で共通・汎用的なため、業種・業務を問わず応用が効きます。例えて言うなら「明治時代に英語が喋れる」くらいの専門性・有用性・汎用性の効くスキル・ノウハウを得られている実感があります。

社風の面では、これまで色々な会社を見てきたため入社前の想定とのギャップは殆どなかったのですが、唯一意外だったと感じたのは「創業数年目のベンチャー」みたいな”ノリ”が思ったほど強くなかった点ですね。この背景には、Laboro.AIのビジネスがひとつの製品やサービスを全員で作り上げるタイプの事業ではなく、プロジェクトベースであること、また相対するクライアントがマネジメント層ということもあって、マチュリティの高いメンバーが多いためだと思います。コンサルティングファームとベンチャー企業の中間の雰囲気です。

Laboro.AIで働く魅力はなんでしょうか。

一言で言えば、ソリューションデザイナという職種で得られる、マルチなスキルと質・量両面の経験ですね。

ソリューションデザイナは、プロジェクト型でありビジネスの問題をAIの問題に転換してその結果をレポート/モノを提供するという点で、仕事のスタイル・求められるスキルがコンサルタントと共通する部分がとても多い職種です。一方、決して安くはないAIという技術投資をクライアント企業様にわざわざLaboro.AIに頼んで実行いただくためには、相応のAIの専門性が求められます。そのため、コンサルティングのスキルにプラスして、AIに関する高いスキルを身につけられることがソリューションデザイナの魅力です。

技術的な問題についても「AIモデルを作る」まではしないものの、「どういうアプローチで解決するか」を機械学習エンジニアと対等に議論して解決策を導き出します。例えば、AIの英語論文の概要を理解して中身を語れるくらいのイメージです。この水準のAIスキルを身につけられることが大きな魅力で、一般的なAIコンサル・DXコンサルと違う部分です。

私のような、実用的なAI関連のスキル・ノウハウを身につけたい現コンサルタントの方には、とくに相性の良い職種です。もちろん、現時点でAI・データサイエンスの技術知見があって、これをフル活用してビジネスコンサルティングのスキルを身に付けたいという方も活躍できると思います。

また、上で回答したように、多くの場合でAIはクライアントの事業の根幹に関わる位置付けをされている技術であるため、役員・部長クラスがカウンターになることが多いことも特徴です。当社側のプロジェクトの実行体制としては、ソリューションデザイナは1〜2人/PJかつ複数案件並行で行うため、経験できる質と量がコンサルよりも一段階上であることも、ソリューションデザイナという職種の魅力のひとつです。

将来の夢や目標を教えてください。またLaboro.AIに転職をお考えの方にメッセージをお願いします。

これまでも、これからも一貫して「テクノロジーでビジネスを創る/膨らませる」を自分のミッションと考えていて、達成したいのは「息子に自慢できる成果を残す」ですね。
今はLaboro.AIがそれを実現するのに最も適した場だと考えています。

「技術とビジネス、片方だけじゃなくて本気で両方やりたいんだけど、なかなかピッタリくる仕事がないんだよな」と思われてる方がいらっしゃったら、ぜひ一度、Laboro.AIのソリューションデザイナへのご応募を考えてみていただけたら嬉しいです。